にきびと化粧品【スタッフブログ】
化粧品だけでは、にきびを治すことはできませんが、化粧品にはニキビの原因となる
①皮脂の過剰分泌
②毛穴の詰まりを予防
③ニキビの炎症
、を抑えたりするなどニキビ跡をケアする効果があります。
①皮脂の過剰分泌
皮脂の過剰分泌を抑えるためには、洗顔料や化粧水に、サリチル酸やグリコール酸などの角質ケア成分や、グリチルリチン酸ジカリウムなどの抗炎症成分が配合されたものを選ぶとよいでしょう。
②毛穴の詰まり
毛穴の詰まりを防ぐためには、洗顔料や化粧水に、セラミドやヒアルロン酸などの保湿成分が配合されたものを選ぶとよいでしょう。
③ニキビの炎症を抑える
ニキビの炎症を抑えるためには、ニキビ用クリームやパックなどに、ビタミンC誘導体やアゼライン酸などの抗炎症成分が配合されたものを選ぶとよいでしょう。
化粧品によるニキビケアは、あくまでもニキビの症状を軽減するためのものです。間違った方法でケアすると、悪化する可能性があります。例えば、油分の多いオイルやクリームは避けた方が良いです。肌に油分を足すことになるので、油分が多くなりすぎて毛穴に詰まってニキビの発生を促します。また、角質ケアは摩擦をすると肌を傷つけニキビを悪化させてしまいます。角質ケアをするときには、肌を直接摩擦して使うスクラブやゴマージュなどは避けた方が良いでしょう。洗顔のしすぎも良くありません。自身でニキビケアをする際は、間違ったケアをしないように心がけましょう。
ニキビはれっきとした皮膚の病気ですので、化粧品によるセルフケアを行っていても良くならない場合は、当院での受診を検討してみて下さい。
症状や肌の状態に応じた治療を行います。