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やけど(熱傷)の原因について【スタッフブログ】

[2024.04.03]

毎日風が冷たく感じ、暖かい飲み物や暖房が恋しくなる頃です。
そして、やけどが多くなる季節でもあります。
今回は、やけどの種類についてのお話です。

1)高温の液体
  ポットの熱湯、コーヒーやお茶、カップ麺のスープなど

2)高温の個体
  ストーブ、アイロン、ホットプレートなど

3)湯気
  炊飯器、ファンヒーターの吹き出し口など
  ※熱湯以上に温度が高いので注意が必要です。 

4)低温やけど
  下腿に多く、湯たんぽ、電気毛布、使い捨てカイロ、こたつなど
  ※軽いやけどと思われがちですが、実際には、熱さを感じにくいだけで
   皮膚の内部にダメージが加わり、深いやけどになりやすく、
   専門的な治療が必要になる場合が多いです。

やけどをしたらすぐに水道水で冷やし、異変を感じたら自己判断せず医療機関を受診された方が良いです。体に大きなやけどを負ってしまうと、やけど跡が残る場所や範囲によっては、患者さんのその後の生活に大きな影響を及ぼすこともあります。近年では生活環境が改善され、重症熱傷の患者さんは日本国内では減っておりますが、軽症や中程度のやけどはいまもなお続いております。冬場はやけどにならぬようお気をつけ下さいね。

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