健康食品やサプリメントについて【スタッフブログ】
厚生労働省、日本医師会にて健康食品やサプリメントについての記事がありましたので、ご紹介致します。
健康食品(医薬品や医薬部外品を除く)には、成分を濃縮していたり、医薬品の成分を含んでいるものも多くあります。効果を期待して摂り過ぎたりすると、危険性も増します。また、服用している医薬品との相互作用で、思わぬ健康被害が発生することもありえます。体に不調を感じたら、すぐに医師にご相談下さい。医師には健康食品やサプリメントを摂っていることをきちんと伝えることが大切です。
健康食品は大きく、国が特定の機能の表示などを許可した保健機能食品とそうでないものの2つに分けられます。保健機能食品にはさらに特定保健用食品(通称トクホ)と栄養機能食品の2種類があります。
<保険機能食品>
〇特定保健用食品(通称トクホ)
特定保健用食品は製品ごとに有効性と安全性が審査されていることが特徴です。
〇栄養機能食品
栄養機能食品は表示できる栄養成分と量に基準があります。ただし、トクホのように個別製品ごとの審査はなく、製造者が基準を満たしたという自己認証の表示食品です。栄養機能表示ができる成分とできない成分を両方含む製品で、機能表示ができない成分のほうを大きく宣伝しているものもあります。消費者庁許可などと書いてあっても、どの成分が基準をクリアしているのかが不明な場合が多いです。
健康食品を選ぶ際は、下記のポイントを参考にしていただければと思います。
1)成分名を見る。
2)含有量を見る。
3)問い合わせ先を確認する。
健康食品を使用する際は、以下のことに注意しましょう。
1)薬のような使い方をしない。
2)アレルギーに注意しましょう。
3)薬と併用しないようにしましょう。
4)いくつもの健康食品を同時に使わない。
上記を踏まえた上で健康食品やサプリメントを上手に活用していただければと思います。
出典:厚生労働省 健康食品の正しい利用法
https://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/iyaku/syoku-anzen/dl/kenkou_shokuhin00.pdf
日本医師会 「健康食品」・サプリメントについて
https://www.med.or.jp/people/knkshoku/