【院長ブログ】アトピー性皮膚炎の全身療法に関する講演会に参加しました(2025年6月28日)
[2025.07.07]
こんにちは。院長の前田です。
先日、アトピー性皮膚炎に対するバイオ製剤を中心とした全身療法についての講演会に参加しました。
アドトラーザをはじめデュピクセントやミチーガなど、新しい治療薬が次々に登場し、アトピー治療の選択肢は確実に広がっています。ただ、講演を聞けば聞くほど感じたのは、
「結局、外用療法が基本であり、最も重要である」ということです。
たとえ全身療法を使っても、外用をきちんと続けなければ十分な効果は得られませんし、アトピー性皮膚炎が完全に治る病気ではないことも改めて実感しました。
だからこそ、皮膚科医として“どう外用指導するか”がとても大切だと、強く感じています。
今後も、患者さん一人ひとりに合った外用の続け方や工夫を、丁寧にお伝えしていきたいと思います。