【院長ブログ】結節性痒疹のセミナーに参加しました(2025年6月26日)
こんにちは。院長の前田です。
先日、「結節性痒疹(けっせつせいようしん)」に関するセミナーに参加してきました。
これまで結節性痒疹といえば、強いかゆみが長期間続き、患者さんも医師側も治療に非常に苦慮する疾患でした。かきこわしによる結節が増え、なかなか改善せず、どうしてもステロイド外用や内服に頼らざるを得ない…そんなケースが多かったのが現実です。
しかし近年、デュピクセントやミチーガといった生物学的製剤が登場したことで、症状が改善する患者さんが確実に増えてきました。
今回のセミナーでも、「治らない疾患」から「治療の可能性が広がる疾患」へと、結節性痒疹の立ち位置が大きく変わってきていることを改めて実感しました。
もちろん、すべての患者さんに生物学的製剤が適応となるわけではありませんが、選択肢が広がったことは本当に画期的です。
当院でも、患者様お一人おひとりの状態を見ながら、必要に応じて最新の治療もご提案しています。
長引くかゆみや結節にお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。