5月は汗の季節、多汗症の治療を始めるチャンスです
5月は気温が上がり、汗をかきやすくなる季節。特に多汗症の方にとっては、汗の量が気になり始める時期です。過剰な発汗にお悩みの方は、このタイミングでの治療がおすすめです。
【1】多汗症には2つのタイプがあります
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原発性多汗症
原因がはっきりせず、手のひら・足の裏・脇の下などに局所的な発汗が見られます。遺伝的要因も関係しています。 -
続発性多汗症
糖尿病や甲状腺疾患など、病気が背景にあるタイプです。急に発症した場合は一度医師の診察を受けましょう。
【2】代表的な治療法(5月に特におすすめ)
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ボトックス注射
汗の多い部位に注射することで発汗を抑制。効果は数ヶ月持続し、暑くなる時期に最適です。 -
イオン導入療法
軽度〜中等度の方に適した治療で、電気を使って汗腺の働きを抑えます。 -
塗り薬
アルミニウム塩を主成分とした外用薬は、日常的なケアに有効です。
【3】当院での取り組み
当院では、保険診療での外用薬処方はもちろん、自費診療(税込770円)でご購入いただけるオリジナルローションもご用意しています。
患者様の症状に合わせて、無理のない治療法をご提案しております。5月の気候変化に合わせた対策で、日常生活の快適さを取り戻しましょう。
【4】5月からできるセルフケアのポイント
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👕 通気性の良い服を選ぶ
汗がこもらない軽装を心がけましょう。 -
🧴 制汗グッズを活用
パッドや制汗剤を使って清潔を保ちましょう。 -
💧 こまめな水分補給
汗と一緒に失われる水分をしっかり補いましょう。
まとめ
5月は本格的な汗のシーズンの始まり。早めの対策で、夏をより快適に迎えませんか?
当院では、多汗症に関するご相談を随時受け付けております。気になる症状がある方は、お気軽にご相談ください。