こんにちは。院長の前田です。

先日、大塚製薬株式会社主催の講演会にて、座長を務めさせていただきました。

講演には、野田阪神にある「いまい皮膚科小児皮膚科アレルギー科」の今井院長先生にもご登壇いただきました。

先生からは小児アトピー性皮膚炎に対するモイゼルト軟膏の使用例や、小児アトピー患者さんにおいてステロイド外用薬の不適切な使用によって開口部（目や口の周りなど）に皮膚炎を生じてしまうケースが増えているという内容について、多くの症例をご紹介いただきました。

また、アトピー性皮膚炎における自然免疫の関与についてもお話がありました。私自身も、アトピー性皮膚炎においては獲得免疫以上に自然免疫の役割が非常に重要だと感じており、共感できる部分や新たな学びが多くありました。

アトピー性皮膚炎の治療は、まだまだ発展途上ではありますが、今後さらに進歩していくと感じさせられる、大変有意義な講演でした。