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【皮膚科医が解説】日焼けしてしまったら?正しいアフターケアのすすめ

[2025.05.21]

「うっかり日焼けしてヒリヒリする…」
「赤くなって痛いけど、どうすればいいの?」
そんな経験、ありませんか?

日焼けは軽いやけどの一種。
放置すると色素沈着や乾燥、肌荒れの原因になることもあります。
今回は、皮膚科医がすすめる“正しい日焼け後のケア”をご紹介します。

☀ なぜ日焼け後のケアが重要?

日焼けは、紫外線(UV)による炎症反応
皮膚は水分を失い、バリア機能が低下しています。
この状態で何もケアをせず放っておくと…

  • 赤み・痛みの悪化

  • 皮むけやかゆみ

  • シミやくすみ、色素沈着

  • 肌のごわつき・小じわの原因

といった“後悔ポイント”につながる可能性が高まります

🧴 自宅でできるケア 3ステップ

① 冷やす:まずは炎症を落ち着かせる
赤み・痛みがある場合は、冷水シャワーや濡れタオルで冷やします。
保冷剤はタオル越しに使うなど、凍傷にならないよう注意を。

② 保湿:水分をしっかり補給する
炎症後の肌は非常に乾燥しやすい状態。
**刺激の少ない保湿剤(ワセリンやセラミド配合)**をたっぷり使いましょう。

③ 紫外線を避ける:さらに悪化させないために
日焼け直後は、肌が非常に敏感です。
外出時は帽子・日傘・マスクでしっかり防御し、日焼け止めは数日後からが安心です。

🏥 こんなときは皮膚科へ

以下の症状がある場合は、自己判断せず皮膚科を受診してください

  • 強い赤みや痛み、水ぶくれ

  • 全身のだるさ、熱っぽさ(熱中症の可能性も)

  • 長引くかゆみや湿疹

  • 色素沈着がなかなか消えない

当院では、必要に応じて炎症を抑える塗り薬や内服薬をご提案します。
「どこまでが様子見で、どこから受診?」と迷ったら、お気軽にご相談ください。

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