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アトピー性皮膚炎とうつ病【スタッフブログ】

[2024.04.04]

 厚生労働省が行った調査ではアトピー性皮膚炎の悪化要因として、成人では心理的なストレスが多いことが報告されています。最近の研究では、なぜ心理的なストレスがアトピー性皮膚炎を悪化させるかということについても、ストレスが脳の自律神経や免疫系の働きを乱し、かゆみを促進することの関係性が解明されつつあります。

 アトピー性皮膚炎の患者さんにとって症状悪化につながるストレスとしては、大きなストレスではなく、毎日の生活の中にあるストレスとの関わりが強いと言われています。よってストレスも上手にコントロールしていくことが大切です。

 しかしながら、アトピー性皮膚炎そのものがストレスとなり、うつ病などを合併するケースがあります。アトピー性皮膚炎の患者さんが周囲にうつ病などの病気があっても、なかなか気付かれにくいことが多いのですが、周囲の人が気づくための一つのポイントとしては、痒みで眠れないのか、朝早くに目が覚めてしまうのかの違いがあります。アトピー性皮膚炎の患者さんが、朝早くに目覚めてしまうことに悩んでいる場合は、痒み以外にうつ病などが関係している可能性があります。

 うつ病を放置すると患者さんの治療意欲が低下致します。アトピー性皮膚炎の患者さんがうつ病を合併した場合、眠れない、やる気がでない、億劫などの症状が現れます。アトピー性皮膚炎では、日頃のスキンケアが症状の皮膚の状態を良好に保つためにとても大切なため、うつ病の合併によってこれらをできない状態になることは症状の悪化につながります。アトピー性皮膚炎で治療を続けていても、痒みをコントロールできなかったり、毎日のスキンケアに負担を感じてやる気がおきなかったりという方は、一度、かかりつけ医にこころの状態についても相談してみるとよいでしょう。

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