こんにちは。五条桃谷皮膚科クリニックです。
先日、乾癬治療に使用されるウステキヌマブのバイオシミラー製剤（ウステキヌマブBS）についての勉強会に参加しました。

今回はその内容を皆さまにもわかりやすくご紹介します。

ウステキヌマブとは？

ウステキヌマブ（商品名：ステラーラ®）は、乾癬や関節症性乾癬、クローン病、潰瘍性大腸炎などに使用される生物学的製剤です。

乾癬では、皮膚の炎症を引き起こす「IL-12」「IL-23」という物質の働きをブロックすることで、症状を抑える効果があります。

効果の持続が長く、3ヵ月に1回の皮下注射で治療できることも特徴の一つです。

バイオシミラー（BS）って何？

バイオシミラー（biosimilar）は、すでに使われている生物学的製剤の後発医薬品のようなものです。

厳密には「同じ成分・構造を持ち、安全性・効果がオリジナル製剤と同等であることが確認された製剤」です。

オリジナルの製剤よりも費用が抑えられることが多く、患者さんの治療の選択肢が広がるというメリットがあります。

当院での対応について

当院では、ウステキヌマブBSの導入を含めた乾癬治療の選択肢について、患者さん一人ひとりの症状や生活スタイルに合わせてご提案しています。

ご興味のある方は、どうぞお気軽にご相談ください。